たんぽぽ通信vol.78

01 「鳥の演劇祭3」にくらっぷが出演!

                  公演の様子1   公演の様子2 

たんぽぽの家を拠点に活動する、障害のある人を主体にした演劇創作グループ「くらっぷ」が、このたび、鳥取市鹿野町で開催された「鳥の演劇祭3ショーケース」に招待されました。
この演劇祭では、「ひとにさわる まちにさわる えんげきにさわる」をテーマに、9月3日から26日の週末に、日本や海外のさまざまな舞台やワークショップが行われました。その他にも、鳥取の自然や文化、伝統、そして人の魅力を味わえるすてきなイベントです。
くらっぷは、9月17日・18日の「ショーケース」というプログラムで、2度の公演を行いました。たんぽぽメンバーである河口省吾くん・前田考美さん・十亀史子さんと岡本拓郎さん・木村由有里さん・竹島遥香さん・八尾佑希子さんの計7名が出演しました。
公演は大成功!!役者の熱演やハプニングに、大きな笑い声や手拍子が自然に起こり、お客さんは舞台を楽しまれていました。1回目の舞台を見て、「明日もぜひ来ます」という声をいただいたり、他の出演者が交流会で声をかけて応援してくださったりと、くらっぷは、多くの人に強い印象を残したようです。
演出のもりながまことさんは、「くらっぷの創作活動目的はリハビリや矯正ではありません。健常者と障害者という枠を取り外し(中略)ともに生きていくための可能性を観客とともに考える空間を創り上げることにあります」と述べています。
舞台の上で「今ここでのありのまま」の姿で存在することを実現し、多くの人の心をとらえたくらっぷは、これからの可能性に満ちた劇団だと思いました。 

コスモス畑で記念撮影


ちなみに、くらっぷのメンバーは、公演だけではなく、合間においしいジェラートや満開のコスモスなど鹿野の町を十分に楽しんでいました!
出演にあたってあたたかいご支援を寄せてくださったみなさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(小松)

 

 

 

02 彩葉サロンを行いました

ゲストスピーカーの岩井さん
グループごとの話しあい

 

彩葉サロンとは、「ケアする人をケアするプロジェクト」の一環として、ケアする人やケアに興味を持っている方、地域・人とのつながりについて関心のある方へ向けたイベント(集い)です。
普段からたんぽぽに関わっていただいているボランティアの方々を中心とした、彩葉サロン実行委員会と財団スタッフが一緒に企画・実行しています。
今回10月2日に行われた彩葉サロンは、生駒市梅寿荘地域包括支援センター長の岩井香奈子さんにゲストスピーチをお願いし、後半はグループで話し合いをしていただきました。ケアについて思うことを書き出して「見える化」するというワークでは、皆さんの思いやアイディアがたくさん出て、楽しみながらそれらを共有しました。 普段なかなか話さないケアについてのことをみんなで話す機会をたくさん作って、当たり前に話せる世の中になったらいいなぁと思いました。(佐賀)

 

03 秋のものすぐり展にGroup文字屋の商品が登場!

秋のものすぐり展での文字屋の商品

9月8日から14日に高島屋大阪店の6階で開かれた「秋のものすぐり展」に、Group文字屋の商品が出展販売しました。今回の販売のテーマは"モダンな和の提案"です。鮮やかな緑色の壁には伊藤樹里さんの原画もかけられ、新鮮な印象のなかにもどこか落ち着く和のスタイルの空間となっていました。
また、てぬぐいや食器などのグッズを販売し、文字にあるおもしろさを楽しんでいただきました。(藤井)

 

04 親子で楽しむ ダンス☆ワークショップ

8月6、12、26日の3日間、学齢期の障害のある子どもと家族を対象に、ダンスワークショップを開催しました。ファシリテーターは、ダンサーの北村成美さん、通称しげやんです。

しげやんのダンスは、ふつうのダンスとは違います。おとなも子どもも、相手の視線やからだの動きを感じながら、人と人が楽しみながらつながっていくダンスです。しげやんは、「親が子どもにさせようとしないでください。指示をしないでください。おとなが集中して自分のことをやりだすと、子どもは自然に集まってきます」と言います。参加したお母さんたちは、はじめは子どもを何とかダンスに参加させようとしておられましたが、しげやんのその声かけで、自分が踊ることに集中してきました。すると、勝手に走り回っていた子どもたちが、自分たちのペースややり方でダンスの輪の中に入ってくる姿が見られました。
3回のワークショップを通して、「指示をする」「指示に従う」ではなく、どちらもが楽しんで集中することで得られる関係性を親子で体感できた、とてもすてきなワークショップでした。(内山)

 

05 社会生活力を高めるプログラム くらし塾2010 開催しました

 8月19日、25日の2日間、障害のある中高生を対象にくらし塾を開催しました。ファシリテーターとして、自立生活センターフリーダム21の上野久美さん、山下京子さんにも参加していただきました。

第1回(8月19日):あなたの夢は何ですか?(ゲスト 常盤郁夫さん)

 

常盤さんは、高等養護学校を卒業後、広陵町にあるタビオ奈良(株)で働いている男性です。
仕事の様子や上司・同僚との関係、これからの夢についてなど、後輩である参加者に対して、わかりやすく話をしてくださいました。
「あいさつをすること、仲間を持つこと、プライドを持つこと、目標を持つこと」など、仕事をする上で大切なことを自分の言葉で伝えてくれました。

 

第2回(8月25日):からだにおいしいものをつくろう
みんなの希望で、ホットドックとフルーツポンチを作りました。
一人でできることがいいことではなく、自分でできないことは、周りの人に頼んで手伝ってもらうことの大切さを学びました。
食事の後、たんぽぽ楽食サービス栄養士の寺坂直子さんによる栄養バランス講座を受講しました。野菜が不足していると気付いた方もいたようで、日頃の食事を見直すきっかけになりました。はじめは、みんな緊張した面持ちで参加していましたが、時間を重ねるごとに緊張が解け、積極的に意見を交わしたり、調理実習を楽しんでいる姿がとても印象的でした。(内山)

 

06 みんなで夏を満喫しました!

      banzaisummer.jpg   banzaisummer2.jpg 

たんぽぽ生活支援センターでは、夏休みの支援プログラム「ばんざいサマー」を行いました。何事もなく、無事に終えることができました。ご協力ありがとうございました。
今年も普段のプログラムでは見ることのできない発見もたくさんあり、夏休みだからこそ出会える、いろんな子ども達同士の、さまざまな関わりを見れたことがとても印象的でした。
ばんざいサマーだけに限らず、プログラムやイベントをとおして、子ども達それぞれの得意なこと苦手なことを発見し、ただ楽しむだけではなく共に成長していけるようなプログラムをみんなで一緒に築き上げていきたいと思います。(安井)

 

07 今月のおすすめ

カレンダー表紙

今月のおすすめこのカレンダーは、エイブルアート・カンパニーに登録している障害のある作家の作品をより多くの方々にご覧いただきたいという思いで、12人の作家の作品を選出し、企画制作したものです。
エイブルアート・カンパニーは、2007年4月に、障害のある人がアートを仕事にできる環境をつくることを目的に設立されました。作品を商品化やデザインとして使える仕組みをつくっています。(2010年7月現在、登録アーティストは57人・登録作品は約4,600点)カレンダーの販売による収益は、障害のあるアーティストへ著作権使用料として支払われるほか、障害のある人の芸術文化活動の支援にも使われます。年末のごあいさつまわりに、親しい方への贈り物に、ぜひご活用ください。(橋本)

*1部 800円(50部以上まとめてご購入いただくと大変お得です) たんぽぽの家ウェブサイトからもご購入いただけます。

 

08 今月の楽食だより  

平田さん東さんのケーキ教室、好評開催中!

クリームをしぼっているところ毎月第2日曜日13:00~16:00に、コットンハウス厨房にて、ケーキ教室を開催しています。 6名から8名という少人数で実施しているので、ゆっくりと作ることができ、わからないことは遠慮なく聞くことができるので、参加者からは、「和気あいあいとした雰囲気で、とても楽しい」と、大変好評です。
9月はシュークリームを作りました。その時に余った卵の白身で「メレンゲ」も教えてもらいました。毎回おまけのお菓子も教えてもらえるので、とっても得した気分になります。
10月は、「バタークリームケーキ」を予定しています。参加者受付中です。興味のある方は楽食サービス(柴田)まで。