たんぽぽ通信vol.73

01 情報誌「奈良のケア2010」完成フォーラム開催【6月19日】

ふるさとの親の世話、あなたは大丈夫?

毎年好評の「奈良のケア/ひとめでわかる医療・福祉情報」が、今年も間もなく完成します。完成記念のフォーラムのテーマは「ふるさと介護」。"そろそろ親の介護が気になってきた""将来に備えてどんな準備をしたらいいんだろう"と思っている方は必見!「家族と離れていても大丈夫」と思える地域づくりを一緒に考えましょう。(森口)

日時:6月19日(土)13:30~15:40

場所:生駒市コミュニティセンター(生駒セイセイビル内)にて

参加無料・要申し込み

詳しくはこちらのページ

02 手作り市HANAまつり開催!ありがとうございました

寒い雨天続きだった中、4月18日は全く幸運にもおだやかな晴天に恵まれて、HANAまつりがにぎやかに開催されました。

75のブースにはあたたかい手づくりの品が所狭しと並べられ、出店者との会話を楽しんだり体験コーナーでじっくりと手作りに挑戦したり、美味しいものに舌鼓をうったりする大勢のお客さんで賑わいました。

ハナまつりの様子

今年はステージを設けて、もりながまことさんとメンバーによる演劇を上演したり語り部の公演を行なったり、ギャラリーでアート作品を展示したり、ショップの売上げを伸ばしたり、と日頃のアートセンターHANAでの活動の一端を地域の皆さんに見てもらう場がぐんと増えたHANAまつりでもありました。

親子連れが多く来られ、また初めてたんぽぽを訪れたという方を含め来場者数も年々増加。

HANAまつりがきっかけとなってたんぽぽに来る人が増え、出店者としてあるいはボランティアとしてたんぽぽに関わってくれる人が増え、たんぽぽのファンが増えてくれる、こんな楽しいHANAまつりの実行委員を、来年はあなたも一緒にしませんか? ご参加ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。(伊藤洋子)

03 HANAアートフェアvol.2 クッキーワークショップ開催しました

ワークショップの様子

3月末から始まったHANAアートフェアvol.2の関連企画として、最終日の4月11日に、クッキーワークショップ(WS)を開催しました。今回のアートフェア出展作家の西ノ園有紀さんをより身近に感じていただくことと西ノ園さんの描く絵の魅力を肌で感じていただけたらという思いで、西ノ園さんの絵を見てクッキーを作りました。

WS参加者は西ノ園さんを入れて17名。WSが始まった時は、それぞれがよそよそしい雰囲気でしたが、みんなで一緒にお菓子を作って、出来あがったお菓子を囲みながらのTea Timeでは、仲よくお喋りができました。

クッキーを作る西ノ園さん

参加者の方々の感想は・・・「久しぶりにクッキーを作って楽しかったです」、「西ノ園さんの絵があったから、楽しくて素晴らしいクッキーが作れました。有り難うございました」などなど。

また、たんぽぽメンバー参加者からも「外部の方と一緒にお菓子作りをしたのが新鮮で楽しくて、すごく良かったです」という声がありました。西ノ園さんも始終笑顔で楽しんでWSに参加している様子でした。

知らない人達を繋ぐアートの素晴らしさを、彼女の絵と彼女自身が示してくれたWSだったと思いました。またWSは参加者みんなで作っていくものなんだと実感しました。これからもアートを通して、人が繋がる場所作りをチャレンジしていきたいです。(天野)

04 上海プロジェクト報告

ダンスワークショップの様子

5月1日に華々しく開会した上海万博。実は長い万博史上はじめて障害者パビリオン(陽光館)が設置された歴史的な大会でもあります。財団法人たんぽぽの家は、30年前から上海を含めたアジア太平洋の交流を続けてきました。

上海万博を機に財団法人地球産業文化研究所「愛・地球博成果継承発展助成事業」から助成を受け、昨年より上海市障害者連合会と共同で日中の障害者芸術の発展に向けてさまざまなプロジェクトを開催しています。

昨年12月に上海市で日中の障害者アートの状況を報告する「ART FOR ALLフォーラム」を開催し、福岡の工房まるより施設長の吉田修一さん、アートセンターHANAの藤井が取り組みを報告しました。

翌日、たんぽぽの家のメンバー、山野将志さん、伊藤愛子さん、福岡の「工房まる」メンバーの柳田烈伸さんが講師となり五感を通した創作を行うワークショプ「アートワークショップin上海」を開催しました。

そして今年3月には上海市障害者連合会スタッフおよび聴覚、視覚に障害のあるアーティストが来日し、日本の障害者アートの状況を学び、実際にワークショップに参加し創作体験をしました。

文化を超えた人と人との交流をとおして、表現の多様さや創作のための環境づくり、家族やサポーター、施設職員など周囲の関わりの大切さをお互いに共有することができました。

今年は万博の開催にあわせ「アジア太平洋障害者アートフェスティバル」を開催します。 万博開催年とあわせ日中およびアジア太平洋の障害者アート関係者にとって飛躍の年となるよう、応援のほどよろしくお願いいたします。(岡部)

05 わたぼうし語り部公演 ON まほろばステージ(平城遷都1300年祭)出演しました

いよいよ平城遷都1300年祭が始まりましたね!

語り公演

4月30日、平城宮跡会場内のまほろばステージに、わたぼうし語り部のメンバーが出演しました。

伊藤愛子さん・伊藤樹里さん・上埜英世さん・十亀史子さんの4名がそれぞれの持ち味を活かした、素晴らしい語りを披露してくれました。直前までドキドキしていたメンバーでしたが、いざ舞台に立って語り始めると、お客さんはどんどん語りの世界に引き込まれていく様子でした。

語り部のみなさん本当にお疲れさまでした。語りはもちろんのこと、語り終えた後のみなさんの一筋の涙・ほっとした笑顔がすてきでしたよ♪(小松)

06 合宿の集大成!「わたぼうし語り部塾」発表会

桜の花吹雪が舞う4月9日から11日、たんぽぽの家にて「わたぼうし語り部塾」合宿をおこないました。今回の合宿にも、遠くは岩手や広島から、語りを学ぼうと障害のある語り部たちが元気にやってきました。

「わたぼうし語り部塾」は障害のある人たちが昔話や創作童話などのお話に、自分の思いを重ね合わせて語る、わたぼうしの語りの学び舎として開講しています。年3回の合宿と年4回のテープ添削が1年間のプログラムで、3回目の合宿だった今回は集大成の発表会となりました。

発表会の語り部たち

ならまちにある音声館にておこなった発表会の舞台には、5人の語り部たちが黒子たちとともに登場。舞台袖では震えるほどの緊張した面持ちの語り部たちでしたが、それぞれの語りにあわせた衣装をまといBGMにのせ、スポットライトを浴び、しっかりと自分たちの語りを披露しました。

語り終わった語り部たちの顔は、心地良い緊張感から解放されたほっとした表情にくわえ、やりきった満足感と自信にあふれていました。

また、ゲストパフォーマンスでは、YAMAHAのエレクトーン・インストラクターでもあり、わたぼうしコンサートで歌うボランティアとして活躍する宮崎伊代さんが見事なエレクトーンの演奏を披露してくれました。

わたぼうし語り部塾では、次回の塾生の募集も考えています。あなたも一緒に語りをやってみませんか。少しでも関心のある方はお気軽に、わたぼうし語り部事務局:酒井・竹谷までお問い合わせください。(竹谷)

07 好評!おしゃべり☆ちゃんねる 終了しました

4月4日(日)から30日(金)まで、大阪・南船場の浜崎健立現代美術館で企画展「おしゃべり☆チャンネル」を開催しました。

今回は、作品の販売をメインとしたコマーシャルギャラリーへの初めての出展です。 「作家本人に、作品を展示され、販売するということを体感してもらいたい」というギャラリーの想いをもとに、初日には4人の作家がお客さんに作品を紹介しました。

赤い壁一面にかけられた作品は、タイトルどおりにぎやか。
「個性的な作品をより多く観てもらいたい」というギャラリーの展示コーディネイトも新鮮でした。
飲食店やインテリアショップの店員など、作品を観る人はみなにこやかな表情。あたらしくレストランを開店されるのにあわせて、作品を購入される人など多くの出会いがうまれました。(藤井)

08 お花見に行きました!

お花見の様子

4月7日(水)はぽかぽか陽気で絶好の花見日和!とはいかず、風がびゅんびゅんと吹き、こごえるような一日でした・・・が、気分は小春日和!郡山にある「大和民俗公園」へ総勢70名で、お花見にでかけました。

大きな広場でサッカーをしたり、博物館に見学にいったり、散歩道をブラブラしたりと、それぞれ自由にすごしました。お昼は、桜満開の木の下で、楽食さんが作ってくれたお弁当を食べました。そのおいしさにみんな「花よりだんご」でした。食後のデザートに、新人スタッフによるかわいい(?)ミッキーマウスのダンスや、メンバーによる出し物を堪能して幕を閉じました。(三輪り)

09 今月の楽食だより  楽食の畑で・・・

楽食の畑では調理スタッフの原さんが赤じその種を蒔いて、育ててくださっています。去年は気候の影響で、3回も種を蒔いてくださったのですが全然ダメだったようです。

今年は・・・小さな芽が出ていました!!このまま元気に育ってくれて、楽食での梅干し作りに大活躍してくれることを期待しています!! 私も、原さんに手伝っていただきながら、畑の端にヤーコンを植えました。ヤーコンはキク科の根菜なのですが、触感・味は果物の梨に似ています。大切に育て、秋に収穫して楽食で出す予定です♪(柴田)

 

10 今月のおすすめ 「自然派手作りせっけん」

ねば塾の石鹸

◆植物油が原料の、体にも環境にもやさしい無添加石鹸を作り続けるねば塾(佐久福祉事業所)◆

今回紹介する「自然派手作りせっけん」は、純石鹸生地に和洋のハーブ粉末を練り込んだ、ねば塾の人気商品です。全部で8種類。これからの季節には、抗菌効果やデオドラント作用が期待できるペパーミントやラベンダーが特におすすめ◎ ならまちのコミュニティショップCHIRORI でお買い求めいただけます♪(仲井)

11 ご寄付をいただいた皆様

仲宇佐ゆり様 稲山博様 岩本眞人様
ご協力いただき、ありがとうございました!