フォーラム「こどものてつがく美術館」のご案内

フォーラム「こどものてつがく美術館」

「鑑賞から表現へ こどもたちと発見する美術/館の楽しみ方」

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「こどものてつがく美術館」プロジェクトでは、美術館の作品や美術館という場所を用いて、
哲学者とアーティストがこどもたちとワークショップを行ってきました。
キーワードになっていたのは「表現」「表現する」ということです。
従来、美術館は芸術作品を作品や作者についての知識を持って
「鑑賞」する場だと考えられてきましたが、
このプロジェクトでは、芸術作品を前に、感じたことを言葉で表現する、
音楽、視覚的、触覚的表現や身体表現で表現することを行いました。

美術館を、美術史的知識や正しい鑑賞の習得の場所だけでなく、
「表現」の場所として捉え直すことができれば、
美術館とこどもとの関係だけでなく、美術館と来館者、
美術館と社会の新たな関係を生み出すことにもつながるのではないでしょうか。

本フォーラムでは、このプロジェクトの活動を報告するとともに、
こどもと美術館、こどもと表現、表現力を育てることなどの観点から
その意義や可能性を探ります。

  日 時:2013年3月10日 14:00~16:30
  場 所:国立国際美術館 地下一階講堂 (大阪市北区中之島4-2-55)
  定 員:100名
  参加費:無料/要申込
  主 催:財団法人たんぽぽの家
  協 力:国立国際美術館、カフェフィロ
      こどもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動

スケジュール

13:30~14:00   受付

14:00~14:40 [活動報告]
  京都、奈良、大阪の3つの美術館で、
  「てつがくの時間」「表現の時間」として4回のワークショップに取り組みました。
  こどもたちとともに生まれた豊かな表現や、活動の様子を報告します。

  報告者:高橋綾(大阪大学コミュニケーション デザイン・センター招聘教員)
      阿部こずえ(財団法人たんぽぽの家スタッフ)
  参加アーティスト:池田朗子(美術家)、光島貴之(美術家、鍼灸師)、佐久間新(舞踊家)

14:40~16:00 [ディスカッション]
  子どもたちとのワークショップから生まれた気づきから、
  鑑賞だけでなく表現力を育てる場として、
  より多くの人に開かれた新しい美術館のあり方をさぐります。

  進行:本間直樹(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター/文学研究科准教授)
     高橋綾×池田朗子×光島貴之×佐久間新×朴鈴子(京都国立近代美術館研究補佐員)×阿部こずえ

16:00~16:30 [質疑応答]

 

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 4回全て                    10月28日(日)
 「てつがくの時間」講師 : 高橋綾      京都国立近代美術館「音楽の時間」講師 : 片岡祐介

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 11月10日(土)               12月22日(土)
 奈良県立美術館「つくる時間」講師 : 池田朗子  京都国立近代美術館「つくる時間」講師 : 光島貴之

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 1月26日(土)
 国立国際美術館「ダンスの時間」講師 : 佐久間新

 

◆国立国際美術館へのアクセス
 ○ 地下鉄四つ橋線肥後橋駅(3番出口)より西へ徒歩約10分
 ○ 地下鉄御堂筋線淀屋橋駅、京阪電車淀屋橋駅より西へ徒歩約15分
 ○ JR大阪環状線福島駅、東西線新福島駅(2番出口)より南へ徒歩約10分
 ○ 阪神電車福島駅より南へ徒歩約10分
 ○ 市バス53号・73号系統田蓑橋バス停より南西へ徒歩約3分
 ○ 京阪電車中之島線渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分

◆地図 こちらをクリックして下さい 

 

◎お申し込み・お問い合わせ 
次の事項を添えて、下記まで電話・FAXまたはe-mailにてお申し込みください。
  1.お名前(ふりがな) 2.ご所属/ご職業 3.連絡先(電話番号またはE-mail) 4.人数 
        ※ 定員を超えた場合のみ事務局からご連絡いたします。
        ※ メールでのお申し込みの際は、
            件名に「こどものてつがく美術館【フォーラム】」と明記してください。

 財団法人たんぽぽの家(担当:阿部/森下)
 〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 TEL:0742-43-7055 FAX:0742-49-5501
   E-mail:ableart@popo.or.jp  http://tanpoponoye.org/ 

 

◎詳しくは、こちらもご覧下さい。

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◎「こどものてつがく美術館」とは  

「こどものてつがく美術館」は、こどもたちが哲学者やアーティストと対話をしながら、
美術作品を鑑賞し、考えること・表現することを深めるワークショップです。
こどもが自分の気づきを他者と共有し、
豊かな人生のための生きる力を身につけることをめざしています。
財団法人たんぽぽの家は、市民の立場から、より多くの人に開かれた
新しい美術館のあり方を提案していきます。