見えない人/見えにくい人との対話型美術鑑賞ツアーのご案内

 平成23 年度 奈良県障害者アート創出事業 奈良県障害者芸術祭HAPPY SPOT NARA 2011-2012

 見えない人/見えにくい人との対話型美術鑑賞ツアー

「磯江 毅=グスタボ・イソエ」展のご案内

 

◆日時:2011年12月4日(日)14時00分?16時30分

 

◆場所:奈良県立美術館(奈良市登大路町10-6 TEL0742-23-3968)

http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-22269.htm

 

◆参加費入館料:無料

 

◆集合:美術館前 13時50分

※最寄駅「近鉄奈良駅」からの手引きが必要な方はご相談ください。

 

◆募集対象  

  見えない人/見えにくい人  5名

  見える人          10名

※奈良県主催事業のため、見えない人/見えにくい人は奈良県在住の方に限ります。

 

◆案内文

 奈良県では、「人と人の関係性」をテーマに、障害のある人がさまざ

まな人たちと出会い、表現をとおして地域の人々と交流を深め、自らの

表現力を高めるとともに、その表現力のすばらしさを広く理解してもら

うことを目指し、奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA

2011-2012」を開催します。この関連イベントとして、ふだん1人では

美術館に行きにくい人たちを対象とした鑑賞ツアーを企画しています。 

 今回の鑑賞ツアーは、見えない人、見えにくい人と、見える人が、対

話を通した美術鑑賞をします。見えない人1名と見える人2名のグルー

プになり、まず見える人から、作品に描かれている事物を客観的に伝え

ます。また同時に、自分は何を感じるかを主観的に伝えます。見えない

人も、どのように描かれているのかを質問しもらいます。こうして対話

しながらみることで、作品からのメッセージに気付き、鑑賞を深めてい

きます。

 

◆展覧会の説明

現代リアリズム絵画に鮮烈な足跡を残した磯江毅(1954-2007 大

阪出身)は、三十年余りの滞西を終え、日本での活躍 が期待さ

れたまさにこれからという時期に急逝しました。マドリード・リアリズ

ムの巨匠アントニオ・ロペス・ガルシアから俊英画家として認められ、

スペイン名「グスタボ・イソエ」として、国内外で高い評価を受けた彼

の芸術の特性は、その透徹した写実表現に尽きます。磯江が描く人物や

静物は、単なる描写を超えて物が存在することの神秘性と崇高さすら漂

わせています。

 本展は、没後初となる本格的な回顧展として今年新たに発見された

デッサン約100点を展示( 途中入替を実施)し、画家の原点

ともいえるこれらの作品群と併せて、磯江芸術の世界を重層的に展観し

ます。

 

◆スケジュール

14:00?14:40 受付、鑑賞について

14:40?16:00 鑑賞

16:00?16:30 感想会

 

◆申し込み/問い合わせ

申込みは、イベント名 お名前 障害の有無 介護者の有無 介護者の参加の有無 電話番号を明記のうえ、下記の申込先までTel、Fax、E-mailにてお申し込みください。

 

奈良県障害者アート創出事業実行委員会 事務局       

〒630-8044  奈良市六条西3-25-4

財団法人たんぽぽの家内 (担当:岡部/阿部)

Tel:0742-43-7055  Fax:0742-49-5501

Mail:happyspot★popo.or.jp ←★を@に変えて下さい。

 

–以上案内おわり