「市民教育としてのサービス・ラーニング」

(日本福祉教育・ボランティア学習学会年報 第10号 2005年12月)
川上文雄(奈良教育大学教員)

授業としておこなった障害者アートに関わる二つの活動を考察。民間ギャラリーでの展覧会では、学生が作品を選び、感想を添えて展示した。みずから表現者となりながら障害のあるアーティストと交流し、ともに楽しむという活動を通じた大学生の障害者理解の深化、そして、ボランティアに関する意識の深化(変化)を論じた。身体介助とは異なる活動を可能にする障害者アートがボランティア学習にとってもつ意義を明らかにした。
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