[終了しました]障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー

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平成30年度 障害者の芸術文化活動普及支援事業近畿ブロック 研修事業
障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー
第4回:アートにまつわる知的財産権について考える

 

近頃、障害のある人のアート作品をグッズ化したり、デザイン化したりして販売していくような、知的財産(知財)の運用によるビジネスが少しずつ生まれてきています。知財には「著作権」、「意匠権」など、たくさんの権利や法律、契約などが関わっており、一見すると複雑で堅苦しいものに見えてしまうかもしれません。しかし本来、これらはクリエイターたちの表現を守りながら発信していくために整備された権利であり、上手に活用することで、より効果的にアートを世界に広めていくことができます。そこで、積極的な知財の運用を考え、実践してきた弁護士や福祉施設の職員を講師に招き、第1部では「クリエイティブ・コモンズ」と呼ばれる知財運用の考え方について学ぶためのトークを、第2部ではカードゲームを用いた、知財の基礎について学ぶための研修を行います。

 

◯講 師:橋本高志(社会福祉法人ぷろぼの職員、ゲームデザイナー)
     水野祐(弁護士、シティライツ法律事務所)
 聞き手:藤井克英(GoodJob!センター香芝)

◯日 時:2019年2月13日(水)18:00~20:00
◯会 場:GoodJob!センター香芝(奈良県香芝市下田西2-8-1) *アクセス
◯参加費:1,000円
◯お申込み方法:メールの件名に「2月13日セミナー申し込み」と明記のうえ、「お名前・参加人数」をご記入いただき「artsoudan@popo.or.jp」までお送りください。

 

 

[講師プロフィール]

橋本高志
社会福祉法人ぷろぼの職員。遊びと教育を主軸とした青少年育成活動に30年間従事。現在は職場にて障がい者の就労支援プログラム「plus GAME」を主宰。訓練としてアナログゲームの制作や、専門家と連携してアナログゲームによる職業適性の見極め等を行っている。「知的財産活用にむけた人材育成のための調査と学習プログラムの開発」(主催:一般財団法人たんぽぽの家/平成30年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金事業)においては、知財学習のツールとしてのアナログゲームの開発に、ゲームデザインとして関わった。

水野祐
弁護士(シティライツ法律事務所)。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(リーガルデザイン・ラボ)。グッドデザイン賞審査員。著作に『法のデザイン−創造性とイノベーションは法によって加速する』など。Twitter : @TasukuMizuno